公開日2021年3月22日 最終更新日 2021年9月19日
みなさんこんにちは、michiです。
今回は2021年3月21日に受験したQC検定1級(第31回)について、どのように準備してきたか報告します。
※合否結果は後日報告いたします。
1級はレベチ(レベル違い)ですので、悪しからず!
キーワード:「勉強の仕方」「事前準備」
目次
①勉強時間
QC検定1級の勉強時間(期間)は、今回は 3ヵ月 でした。
足りるのかって?
┐(´∀`)┌ 足りませんね!(確信)
6か月はあった方が良いでしょう。
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今回のトータルの勉強時間は、3か月で220時間くらいの計算です。
- 平日:論述以外 60~90分
- 平日:論述 15分
- 土日:6~8時間
なお、QC検定2級で9割近く取れていてこのぐらいです。
重要なことは日々の勉強の習慣と、長期連休に集中して勉強することです。
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さて、論述は15分と書かれていますね
実際はほとんど過去問の論述は解きませんでした。(10問ほどは解きました)
理由は、論述問題は過去問を解くより、頭の回転そのものを早くしたほうが良いと考えたからです。
で、何をやったかと言うと、「ゼロ秒思考」です。
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実際の試験では、A4サイズの紙に解答書いていくのですが、30分使ってギリギリ書き終えるぐらいです。
文章の構成とかそんなことを考えている余裕はありませんでした。
まさしく「ゼロ秒思考」で書かなくてはいけません!
試験本番では、なんとか終了2分前に論述を書き終えました。
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②勉強の仕方(マーク式)
さて、QC検定1級の勉強方法ですが、いきなり1級を受ける人はまぁいないと思います。
普通は2級をもっているか併願受験していることでしょう。
2級との併願受験をされている人は、少なくとも勉強に半年はかかることを承知ください。
最初の3か月で2級の勉強、後半の3か月で1級の勉強・・・
予備知識のない人が勉強時間3ヵ月で1級に合格することは、超人ならいけるかもしれませんが、私含め凡人にはムリですね!
(ヾノ・ω・`)ムリムリ
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さて、本題です。
QC検定1級の勉強方法ですが、私は次の手順で勉強しました。
- 過去問をQC検定2級の知識のみで解いてみる
- 教科書や参考図書を読み漁る
- 過去問を2回目解いてみる
- テキストや参考図書を読み漁る
- 過去問を3回目解いてみる
- 過去問を4回目解いてみる
御覧の通り、ひたすら過去問とテキスト・参考図書の往復です。
ですが、いきなり過去問を解くのではなく、無知の状態で過去問を1回解いてみましょう。
これは自分の現在の力量を把握するために必要なことです。
2級の内容をしっかり理解していて、「アドリブ力」があれば、6割は取れます。
アドリブ力 (。´・ω・)?
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「アドリブ力」という言葉を使いました。
QC検定1級が2級や3級と大きく違うことは、範囲が阿保みたいに広いだけではなく、問題の問われ方が意味不明な場合が多いことです。
過去問をやってみればわかりますが、2級や3級の時にあった「あ、前もあったわ」という感覚はほとんどないことでしょう。
つまり、問題に対し何を問われているのかを理解し、「これってあれじゃね?感」を養う必要があります。
そのためには、QCの知識を本質的に理解することと、ひたすら問題を解くことです。
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話を戻します。
過去問は1回やったら、次に問題を解くまでに1ヵ月は空けましょう。
つまり4回過去問を解くなら最低でも3か月必要ということです。
そうすることで、答えを暗記して正解するのではなく、解き方を覚えていて正解したかを確認できます。
間違えた場所は「正」の字を入れて記録していきましょう。!
この辺は記事「QC検定2級と3級併願で受けてみた」をご参照ください。
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③勉強の仕方(論述)
論述は以下の4つを意識して対策しました。
- 素早い思考「ゼロ秒思考」
- ネタ作り「仕事」
- 決まり文句を作る
- 丁寧な字を書く
①「ゼロ秒思考」については、冒頭にも書きましたがやってみて良かったと感じました。
今後も継続してみようと思います。
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②ネタ作りですが、QC検定の論述では実経験に基づく内容の記述が求められます。
普段の業務はQCを意識して臨みましょう。
実経験であれば、物語を作るのではなく、思い出すだけなので考える時間を節約できます。
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③決まり文句を作るでは、QC検定の論述では必ず「あなたの立場を書きなさい」と条件があります。
これは自己紹介文みたいなものなので、事前に準備して記憶しておきましょう。
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④丁寧な字を書く ですが、論述はマーク式とは異なり恐らく人が採点します。(根拠はありません、私の勘です)
故に、基準解答日から合格者発表日まで1ヵ月かかるのだと思います。
人が採点する以上、読めない字で書くのは論外です。
また、読めてもやる気をそぐような字もダメでしょう。
採点者も人ですから、マイナスの印象を持たれかねません。
綺麗な字でなくてよいので、誠意の感じる丁寧な字を書きましょう!
ってことで、試験本番では30分かけて丁寧なの論述を書きます。
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④目標は90点
記事「QC検定2級と3級併願で受けてみた」では、目標を80点としましたが、QC検定1級では90点を目指しましょう。
なぜ (。´・ω・)?
理由は、試験範囲が阿保みたいに広いことと、「アドリブ力」が必要なためです。
90点を目指して本番で80点になるレベルです。
最初から「80点でいいや」ぐらいの気持ちだと、本番では70点ギリギリになります。
もちろん人によりますが
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⑤発生費用
QC検定1級は カネ がかかります。
おおむね以下の通りです。
- 受験費用:¥9,900
- テキスト代:\5,000
- 過去問代:\6,000 (2冊分)
- 参考図書:\8,000
全体で2~3万円ほどでしょうか。
ただし、会社でテキスト代を出してくれたり、受験費用を出してもらえるのであれば、ほぼ無傷で受験可能です。
しかし、会社が全額負担することを前提条件にしてしまうと、勉強に身が入らない事態になりかねません。
自分の勉強・自分の成長 ですよ!
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どのような本を購入したかは別記事でまとめます。
とりあえず、QC検定1級に合格しないと説得力ないので…
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⑥解答・時間配分
試験中は時計(できれば電波)を用意します。
QC検定では以下の時間配分で臨みました。
- 計算問題:60分
- 用語問題:30分
- 論述問題:30分
試験時間が120分ですので・・・
そうです、見直しの時間はありません。
わからない問題があっても、くよくよしたりその場で考え込んだりしたら、時間オーバー になります。
特に気をつけなくてはいけないのは、マークミス!
見直しの時間はありませんからね。
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オススメの方法は、各問題毎にマークすることです。
答えがわかるたびにマークをしていくと、時間がかかりますしマークミスを誘発しかねません。
解答用紙にはメモOKですので、落ち着いて「問題毎にマーク」しましょう。
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今回の私の解答は以下の通りです。
この記事を書いた時点(3/22)では、解答が公表されていません。
解答公表後に自己採点して、記事を更新します。
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⑦試験後の動き
試験から2,3日後に基準解答が公表されます。
自己採点してみましょう!
ただし、QC検定1級では論述問題があるため、自己採点で合格点を取れていても油断はできません!
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試験から1ヶ月後にWEB合格発表があります。
認定カード(有償)の申込期間は、WEBが合格発表と同じ日から可能ですので、記念に欲しい人、マウントを取りたい人は早めに申し込みましょう。
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試験から2ヶ月後に試験結果通知が発送されます。
神棚か仏壇に飾っておきましょう。
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⑧自己採点してみた
ぎり70点!
準1級は取れているだろうけど、1級はムリだろうな
結構 悔しい
でも本質を理解していない自分の責任だから、次回にむけて今から準備しようっと!
次こそは必ず!
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QC検定Web合格発表の結果(続報)
2021年4月28日(水)に第31回のWebで合格発表がありました。
リンク先は「ここをクリック」してください。
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さて、私の受験番号は「211-2101-10006」です。
結果は・・・
Σ(・ω・ノ)ノ!あるじゃん!
ってことで勉強時間3ヵ月で、生意気にも一発合格しました。
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マーク式が自己採点で70点であったことから、筆記試験で70点以上とれたということになります。
やはり「ゼロ秒思考」がうまく効いたと思います。
あとは、1月からは業務負担を減らして(?)くれた職場にも感謝!
追記)
合格証もちゃんと届きました。
次は日商簿記や統計検定受けてみようかなって考えてます。
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まとめ
試験勉強の方法から、試験後までの流れをまとめてみました。
これからQC検定を受けようと考えている人は、参考にしてみてください。
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