QC検定 の前に

なぜ品質管理に統計なのか?

公開日2020年1月18日  最終更新日 2020年7月26日

こんにちは! Michi です。

今回のテーマ「なぜ品質管理に統計なのか?」、私の回答は

みんなが同じものを同じ尺度でみるため」   です。

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キーワード 「定量的」「定性的」

米国赴任時には、上司にいつも「Measureable」と言われていました。意味は、「測定可能」とかそのような意味です。つまり、情報を定量化しなさいと言ってきたわけです。

定量値とは、80kgとか750kcalなど、数値で表現できるものです。

一方で、やさしい、重いなど対象物の性質は定性的な表現となります。

定性的な表現の弱点は、同じ対象でも、測定者によって表現が異なる可能性があることです。

例えば、80kgの人間は重いでしょうか? 一般的には重いに分類されるかもしれませんが、お相撲さんやボディビルダーから見ると軽いかもしれません。

しかし、80kgという測定値は誰から見ても80kgです。

米国の上司は、人による誤解を避けるために「Measureable=定量値」での情報共有を望んできたわけですね。

これから学んでいく品質管理では、基本的には定量値を統計学という世界共通語で利用し、誰もが同じ尺度で品質を分析できるようになります。

逆に言えば、「品質用語」を知らなければ、製品品質を適切に分析することができなくなるだけではなく、世界のお客様と会話そのものが成り立たなくなります。それでは困りますよね?

QC検定2級合格に向け、私の資格勉強のコツを紹介していきます。一緒に学んでいきましょう!

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