QC検定3級 問題集

QC検定3級 プチ問題 No.26 QC用語2

公開日2021年1月12日  最終更新日 2021年9月12日

みなさんこんにちは、michi です。

それでは早速3級の問題を解いてみましょう!

今回のテーマは、前回に引き続き QC用語 です。

問)次の説明文の[ ? ]に該当する言葉を、選択肢から選びましょう。

A社では工程内の品質改善を試みているが、何から手を打てばよいのかわからなかった。

そこで、不良要因毎にパレート図を作成し、改善の効果の大きいものから対策を講じることとした。

このように、優先順位をつけて重要な問題から着手する考え方を [ ① ] という。

パレート図を使った分析では3ゲン主義に基づいた調査の結果、作業員のKKDとはいくらか異なる分析結果となった。

3ゲン主義とは[ ][ ③ ][ ④ ] のことで、KKDとは、[ ⑤ ]、[ ⑥ ]、[ ] のことである。

[ ]はDの意味が入る

品質の改善には全組織的に全員で品質マネジメントに取り組む([ ⑧ ])ことで、品質の向上を図った。

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選択肢

重要志向 重点志向 重大志向 原理 原因 現場 現実 現世 元気 現物 経験 結果 結論 勘 感覚 基本 気づき 努力 道具 度胸 TQM TPM QFD

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答え・解説は↓

解答

※ドラッグで表示

  1. [ ① ]重点志向
  2. [ ② ]現場 or 現物 or 現実
  3. [ ③ ]現場 or 現物 or 現実
  4. [ ④ ]現場 or 現物 or 現実
  5. [ ⑤ ]経験 or 勘
  6. [ ⑥ ]経験 or 勘
  7. [ ⑦ ]度胸
  8. [ ⑧ ]TQM

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解説)

品質の改善には様々な解決策が考えられますが、すべてを実行することはできない場合がほとんどです。

そこで重点志向の考え方に基づき、優先順位をつけて対策を講じます。

おおむね全体の80%以上の改善に寄与できるように対策をします。

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改善には3ゲン主義(三現主義)に基づき対策を考えます。

三現主義は、「現場、現物、現実」のことです。

※ゲンを現と思い出せれば解けたかもしれません。

現物を見もせず机上の空論で解決策を練ってもダメということです。

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またKKDとは、「経験、勘、度胸」のことで、時には現状を打破するために、重要なことかもしれません。

しかし、客観的な分析ではミスリードを招きかねません。

熟練者のKKDを何か別の客観的なものに表現できないか、調査・分析を試みましょう。

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TQM とは「Toal Quality Manegement」のことで、全組織的に品質マネジメントに取り組むことをいいます。

TPM とは「Toal Productive Manegement」のことで、ロス・ゼロを達成する全員参加の生産保全を意味します。

QFD とは 「Quality Function Deployment」のことで、品質機能展開とも言われます。

品質機能展開は、設計段階において顧客のニーズを明確にし、設計から製造までの各要素に展開する手法のことになります。

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品質用語に関しては、正直過去問を解くのが最良です。

過去問を解いて言葉を覚えましょう!

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