公開日2021年1月12日 最終更新日 2021年9月12日
みなさんこんにちは、michi です。
それでは早速3級の問題を解いてみましょう!
今回のテーマは、 相関係数 です。
問)次の三つの散布図を相関係数の絶対値が大きい順に並べましょう。
パターンA
パターンB
パターンC
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答え・解説は↓
解答)
※ドラッグで表示
- パターンA > パターンC > パターンB
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解説)
今回の問題は、散布図から相関関係の大小を把握できるかが問われています。
相関係数は相関関係の大小を表す指標で、「-1~1」の値を取ります。
相関係数が「1」に近づくと正の相関が強くなり、「-1」に近づくと負の相関が強くなります。
損関係数が「0」の時は、相関関係がないと判断されます。
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今回の問題は「相関係数の絶対値が大きい順に並べよ」!という問です。
絶対値の大きさということは、±の符号に関係なく、数値が「1」に近いものから並べることを意味します。
相関係数が「1」の状態とは、全ての測定点が一直線上に存在する状態です。
相関係数の絶対値が小さくなるにつれ、測定点は直線から離れてた点にプロットされていきます。
相関係数が「0」になると、どう直線を引いてよいのかわからない状態になります。
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
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結局今回の問題は、「直線を引いたとき直線の近くに測定点がプロットされている順に並べよ!」と言い換えられます。
そうすると、「パターンA > パターンC > パターンB」 となります。
パターンCは見た目でパターンAほど直線上には並んでいませんが、右上がりの直線(正の相関)を描けそうです。
つまり、パターンCよりか相関関係がありそうと考えられます。
※もし絶対値ではなく、単に「大きい順に並べよ」という問だった場合は、「パターンC > パターンB > パターンA」の順になります。
旦(-w-)
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今回の内容の詳細な説明は、記事「相関関係1 相関係数とは」をご参照ください。
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